ペット 犬 痒がる

体を痒がる犬のためにできること

通院治療の中でも特にワンちゃんに多いのが皮膚病です。

 

肌が赤くなったり、かゆくて掻きむしったり。肌が乾燥し、フケもたくさん出ますよね。
毛が抜け落ち、地肌が透けて見えてしまったワンちゃんは、何とも可哀そう。

 

一体、犬が痒がる原因は何なのでしょうか。

 

かゆみ発生の様々なシーンを見ながら、細かな対策のコツをご紹介します。

皮膚病の原因を突き止めよう

原因を特定できないと、治療効果が薄い

皮膚病にはとても多くの原因と種類があります。遺伝性、ダニ、細菌の繁殖、食べ物アレルギーなどです。一番手軽にできそうなので、ドッグフードやおやつの種類を変えてみようと、つい思いつきがちですが、実際はダニやノミが原因の可能性もありますし、いろんな要因が混ざり合ったケースも多いのです。

 

患畜数は梅雨がピーク

損害保険会社のデータによると、犬の皮膚病の通院患者は3月から急増して、梅雨明けにピークを迎えるそうです。※1 虫や細菌の動きが活発になるからでしょう。それにノミは暗くて湿った環境を好みます。プードルのようにトリミングが必要な犬は、すっきりとしたサマーカットにして、風通しを良くするのも良いですね。でもそのぶん太陽を浴びるので、今度は紫外線によるダメージを受けやすくなります。

 

皮膚病の種類で、かゆくなる場所が違う

皮膚病の種類で、かゆい場所にいくつかの特徴が見られます。ノミは何となく背中にいるイメージがありますし、もしかしたら植物によるかぶれは、散歩のときに触れやすい足や腹などに多いのかもしれません。花粉症は目の周りが赤くなる症状が見られ、ストレスが原因の場合は、寂しくてつい足の裏を舐めるうちに炎症を起こすケースなどあるでしょう。

 

以上のように食べ物によるアレルギー以外にも皮膚病の原因はいろいろあることがわかります。症状の特長がいろいろ重なる部分も多いので、完全な原因の特定をするのは難しいようです。一番いいのはお医者さんに相談してみることです。また犬の病気の本に詳しい症状を記載したものあるので、ぜひ参考にしてみはいかがでしょうか。

皮膚病の対策

犬小屋の毛布はダニの寝床に

犬小屋に入れっぱなしにしておいた毛布を久々に広げてみたところ、フケが舞いあがって驚いたことがあります。フケだけでなく、目には見えないダニの卵もあるでしょう。それからは1日1回、散歩ついでに外で毛布を広げることを日課にしています。毎日ただ畳み直すだけですが、空気が入れ替わり、ゴミが払えるので、入れっぱなしよりは全然いいと思います。犬小屋の隠し物や嘔吐の痕が見つかることもあり、チェック機能としてもおすすめです。

 

犬小屋の毛布は湿気やすい

私の犬はオスのせいか、寝床がひどく獣臭くなることがあり、毛布もくったりと湿ります。そのため人間の毛布より洗濯のローテーションを短めにしています。犬小屋の底が鉄板なので、冬場などは特に毛布が湿気やすいみたいです。

 

犬は鼻が敏感ですから、洗濯用石鹸は香料があまりきつくない商品を選ぶようにしています。その他に人間のフケもアレルギー性皮膚炎の原因となることがあると知り、出入りの多い部屋などは、1日1回お掃除をしています。

 

薬用シャンプーは効果あり。でも注意が必要

犬がかゆそうにしていると、ついシャンプーで丸洗いしてあげたくなりますよね。体を清潔に保つことは、実際に多くの皮膚病治療で行われている方法です。でも一般で売られているシャンプーは、かえって状態が悪く場合があるそうです。犬の症状に合うシャンプーを、お医者さんに聞いてみてください。

 

薬用シャンプーには、保湿や殺菌効果が含まれた商品もあります。楽天レビューで人気の商品をチェックしてみると、なかなか効果があるようで、皮膚の状態が改善したというコメントがたくさん見られました。

 

肌に触れて起こる皮膚トラブル

接触も皮膚トラブルの原因の一つです。私の犬は美容院に行くたび、首輪を付け替えて貰うのですが、首輪を装着したままシャンプーをされるのか、古い首輪の隙間にシャンプーが固まっていることがあります。首輪を1日中つけたままの犬や、皮膚が弱い子には、首輪もできるだけ肌触りの良いものを選び、清潔にしておきたいですね。

食物が原因のアレルギー性皮膚炎

何を食べさせたか思い出してみる

私の犬は退屈になると急に耳を掻き、フケを飛ばしはじめます。そうなってくると、こっちもイライラしてどうも落ち着けません。昨日与えたおやつは何だったかなと一応考え、そう言えばチーズを食べさせたなと思ったら、チーズをやめてみます。ジャーキーなど様々な添加物が入ったおやつを中止し、それでダメならアレルギー源の少なそうなドッグフードに変えてみるのも一つの方法かなと思います。

 

アレルギー源を取り除いた食事メニュー

皮膚病の予防や治療にはサプリメント、ビタミン剤、飲み薬などの他に、アレルギー源を取り除いた食事や、皮膚の健康に効果的な食べ物を使うなどがあります。鶏や牛の代わりに鹿肉やイワシ、小麦を米や玄米に置き換えたりして、その犬の持つアレルギー源を取り除きます。ドッグフードを選ぶときに、原材料を確かめてみると良いですね。またネット通販では牛乳の代わりに、山羊のミルクを使ったおやつが人気あります。水道水をミネラルウォーターにするのも除去食対策の一つです。

 

皮膚の健康に効果的な食べ物

老犬になると肌が弱って炎症を起こしやすいのは、若いときほど免疫力がなくなることに原因があります。手作り食をされる方は、免疫力改善や皮膚の健康に効果のある食材を使ってみるのもいいですね。野菜ではニンジン、サツマイモ、カボチャ、ブロッコリー、キャベツ、果物ではパパイヤ、マンゴー、キウイなどがそうです。その中からその子に使っても大丈夫なものを選んでみてください。また脂の多い魚などに含まれる必須脂肪酸は、皮膚疾患や炎症を抑える働きがあります。

 

【参考にしたサイト】
わんこのごはん:犬の皮膚炎やアレルギーを見極める方法
アニコム損害保険株式会社:犬の皮膚疾患、3月から増加し梅雨明けの7月が通院のピークに!